不思議の国のアリス DVD (1972年)

POINT:― なんか不思議。

あらすじ:
アリスはパーティの途中、庭で時計を見ながら走り去るウサギをみつけ、おいかけて木のうろから深い穴に落ちる。
監督:ウィリアム・スターリング


改めてみると不思議な感じ。もともとストーリー自体が不思議というのはあるのですが、そのストーリーに合った映像もずいぶん不思議。動きが面白いし色使いも妙。チェシャ猫の目の色の当て方とか斬新というか、普通のアニメのセオリーにはない。カメラワークもユニーク。全体的に落ち着かないというか、不安定な感じがして、でもそれがアリスにあっている気がする。そう考えると今のアニメって逆に何か最適化されてる感じがする。でも面白いかというと悩ましいところ(本来のストーリー的にも)。

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豆腐小僧 DVD (2011年)

POINT:― なんでまた豆腐小僧。

あらすじ:
豆腐小僧はちっともこわくないので妖怪仲間に馬鹿にされ、ひょんなことからお堂に封じ込められて200年たった。お堂が開発で壊されて、でてきたらすっかり見知らぬ街だった。
監督:河原真明


2D鑑賞。豆腐小僧って怖い要素がないよねっていうのはさておき、怖くないといじめられるほど他の妖怪もぶっちゃけ怖くない。泥田坊がなまずなのもちっとも頂けない。明るくなりすぎた現代で妖怪が新しい生き方を模索しているのはなんだかほほえましいけど、やっぱり主役は豆腐小僧なので、なんでなの感がすごい。正直なんでやねん感も強いしつまらない作品だとは思うんですが、怖くはないので子供が見る分には面白いのかもしれない。ところで豆腐部分も妖怪だから腐らないの?

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ゼロ・グラビティ DVD (2013年)

POINT:☆ 静かな映画。

あらすじ:
ライアンはスペース・シャトルの乗組員として船外活動を行っていたが、ロシアの宇宙船爆破が端緒となってスペースデブリが飛来し、スペース・シャトルは破壊され、ライアンは一人真っ暗な宇宙の中に飛び出した。
監督:アルフォンソ・キュアロン、キャスト:サンドラ・ブロック、ジョージ・クルーニー


中国の宇宙船にピンポンのパドルが落ちているとか、細かい小物の配置が好み。基本的に登場人物は2人(ほとんど1人)というはなしだけれども、にもかかわらず主人公が変化していくという様子は、なんとなくロードムービーっぽさを感じる。よく考えると一人で悟るってのもすごいな。広い宇宙の中でずっとポツンな映画ですが、これ映画館でみたらすごいんだろうなという気はする。映像はすごくきれいだが、宇宙は広すぎて怖い。主役が派手に怖がったり慌てたりしないところは好みだけど、盛り上がりには欠けるかもしれない。ストーリー的な派手さはなくいものの、最後のシーンはすっぱりとしてて面白かった。イケメンも美女もいない映画って久しぶりに見たかも。

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マレフィセント DVD (2014年)

POINT:☆ マレフィセント・・・・。

あらすじ:
人間の国の王様にオーロラという女の子の赤ん坊が生まれ、誕生会にたくさんの者がお祝いにかけつけた。お祝いに招かれない妖精の国のマレフィセントはオーロラに16歳の誕生日までに糸車に刺されて死の眠りにつくという呪いをかける。
監督:ロバート・ストロンバーグ キャスト:アンジェリーナ・ジョリー、エル・ファニング、シャールト・コプリー、サム・ライリー


マレフィセントは耳より頬骨がとがりすぎ。さて、眠り姫の話でいつも最初にしか出てこない「悪い魔女(仮)」を中心に据えた話です。思ったところに盛り上がりポイントは来ないものの(というか案外平板)、最後はうまく落ちたと思う。王子が空気なところもストーリーがさっぱりしていていいのかな。最近のディズニーは王子が残念な映画が多い気がする。全体的に不思議な質感で、CG部分だけではなくて人間の質感もマットに調節されていて、羽や角とかもCGだと思うけど、本物というよりはむしろ小道具(大道具)っぽい感じ。映像はきれい。それにしてもマレフィセントに同情を禁じ得ない。最後のコスチュームはパンクです。ムーアには王様はいなかったのではないかな。

ドラえもん のび太と銀河超特急 DVD (1996年)

POINT:☆ わりと無難。

あらすじ:
ドラえもんが手に入れた22世紀の銀河ミステリー旅行のチケットで、銀河の果てのドリーマーズランドに向かうドラえもんたち。しかし謎の生命体が人類の支配をもくろんでいた。
監督:芝山努


すごく面白いわけではないのだけれども、後期のドラえもんの作品とすれば、まあまあ面白い。銀河鉄道のミステリーツアーというところで乗ってみたいし行ってもみたいけれども、このネタ自体にオリジナリティが溢れているわけでもない。色々なアトラクションがあって、うまく映画の中で活用されているとは思うけど、この辺の発想は秘密道具ミュージアムと共通するものがあるかな。登場人物がまとまってじゃなくて個別行動をしているところは目新しくて、ジャイアンにも見どころがあるし、スネ夫もスネ夫っぽい。こういう仲間達に見どころがあるのって新ドラえもんではあんまりないので、なんだか懐かしい感じ。敵はぱっとしないけど、のび太の射撃の腕をアピールしたかったのかもしれない。ネタ的には子どもは面白いと思う。

パズル DVD (2014年)

POINT:- 最近はやりのタイプ。

あらすじ:
高校でマスクをつけた4人の生徒が妊婦の先生を家庭科室に監禁した。その生徒たちは校内放送で先生を助けるためにはジグゾーパズルを完成させろと言う。
監督:内藤瑛亮 キャスト:夏帆、野村周平、高橋和也、佐々木心音


ジグソーとか最近よくあるギミック謎解きタイプ。R15指定だけど、レーティング的にはそうでもないような。グロイというよりは痛そうというかされたら嫌だなと思う映画ではあるのですが、グロ描写を含めてギミックや細かい部分がよくわからないようになっているので、結局直接グロいわけではない。高校生の描写があるからR15なのかもしれない。大人の男が女の子をグーパンしたりタコ殴りするっていう意味では珍しい映画ではある。主人公(女)は女子高生と言うには外見的に少し辛いのではないか。最後の方は主人公がどうしたいのかよくわからないけれども、全体的にはお気楽な映画かな。一番狂気を感じるのはエンドロールだったりする。面白いかというよりは混乱するので、お勧めできるかというと悩ましい。早押しとかコマ撮りとか変なカメラワークは蛇足かなと思います。

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青鬼 DVD (2014年)

POINT:☆ 青鬼が青いわぁ(青鬼の造形加点)。

あらすじ:
いじめっこ達はいじめられっこのシュンを廃ビルに連れ込み、これを見た杏奈はシュンを心配して廃ビルに侵入する。しかし廃ビルの中には青鬼がいて、追いかけられて囓られる。
監督:小林大介 キャスト:入山杏奈、須賀健太、古畑星夏


原作ゲーム未プレイ。雑な感じの青鬼の外観からも、B級感が溢れています。青鬼は青いわぁ。こんな青いとは思わんかった。この雑な造形のギャップが非現実感出してるよね。全体的にスピード感があるし、手法も昔のホラー的で、なかなか面白い。そしてこの手の映画のわりにあっさりエンドを迎えるところもよい。グロイかといえば悩ましく、喰われてる描写をCGで作るのが大変だったからとも思うが、殺されているシーンは直接の描写はないけれどもその後グロい死体が登場する、というのがなかなか奥ゆかしい。人間の登場人物は悪役と悪役じゃないのがいるんですが、悪役のネジとんだ感じがなかなかよい。話し方なんかも自然でちょっと驚きのレベル。そして悪役以外の人間も比較的キャラ立っていて面白い。途中でよくわからんマッタリ会話がちょくちょく入っているけれども、これが緩急になっているんだろうか?でもB級好き以外には面白くないかも。

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のび太のねじ巻き都市冒険記 DVD (1997年)

POINT:- どことなく宗教臭い。

あらすじ:
のび太はぬいぐるみの馬をネジで命を吹き込んで空き地で乗馬をしていた。スネ夫やジャイアンに牧場があると言ってしまった手前、ドラえもんに泣きつくけれど、ドラえもんからくじの小宇宙券を貰って牧場にいい小宇宙を探す。
監督:芝山努


ぬいぐるみだからか、全部モブっぽいというか、特徴のある外形のキャラがない。せめて主要なぬいぐるみとか悪役にくらいは特徴を持たせればよかったのじゃないかなあ。同じ顔のモブな悪役が大量に出てもちょっと・・・的な。全体的にモブっぽいわりにはまあまあ面白いのですが、ぬいぐるみ達が平和と言うわりには解決の方法が暴力的っていうところに違和感がある。最初の方は何となく面白い始まり(日本創世記っぽい?)だったけど、最後の方はなんだかキャラ立っていないわりにごちゃごちゃして、最後もすっきりせずになんとなくイマイチ感。全体的に印象に残らない感じ。

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テルマエ・ロマエⅡ DVD (2014年)

POINT:- いい尻。

あらすじ:
ローマのルシウスは剣闘士用の風呂をつくることを命じられたが、アイデアが出ずに困っていたところ、気がつくといつのまにか平たい顔族の国(現代日本)の風呂にいた
監督:武内英樹 キャスト:阿部寛、上戸彩、北村一輝、竹内力、宍戸開


原作既読。登場するローマ人が全部日本人(力士以外)なのになんだこの自然な感じ、というところが前作と同じく第一の驚きポイント。この映画は良い尻と顔芸で成り立っているよね。前作よりお気楽に風呂話が進みますが、典型的な邦画の路線としては(好みか好みじゃないかは別として)前作よりドラマとして成立しているような気もしますし、前作よりは面白いような気もする。風呂のアイデアもシュールで和む。でもこの邦画の生ぬるい平和観は苦手かも。最近歌をいれるのはやってるのかな?ケイオニウスは哀れだ。

不安の種 DVD (2013年)

POINT:- これを映画化しようとしたことは凄い。

あらすじ:
富沼氏で、奇妙な出来事がおこります。少しづつ、少しづつ。
監督:長江俊和 キャスト:石橋杏奈、須賀健太、浅香航大、岩井志麻子、津田寛治


原作既読。あなたの知らない世界系で、最終的には呪怨みたいな感じ。にせ(擬態のテーマ)ににた不安感というか、ぞわぞわする話。1話5分くらいのショートショートを連続させた話で、よくこんなとりとめもない話をとりとめもないストーリーに纏めたなあと感心する。でもこんな風に一つのラインに並べてしまうと、怪異自体が一つの意味のある流れがあるかのように見えてしまうのも本旨と違うんじゃないかなと思ったり。もっとこう、暗がりにプッとある不安というかスポット的な違和感がテーマな気がする。結局「不安」ではなくて「ホラー」になってしまった。怪異の再現度は高い、この原作の間合いまで再現されている。人が怖い話も妖怪的に怖い話もそれなりに解け合っていて、不自然でもないところが凄い。でも原作を読んでいれば面白い気もするけれども、そうでなければ面白くないかもしれないなぁ。ただ、テンポが同じで単調なので、ずっと見ていると飽きるかも知れない。

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  • Author:zipna
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