鴻池朋子展 インタートラベラー 神話と遊ぶ人ほか(美術館)
にいってきました。
絵画展(?)なので絵がいっぱいあるのかと思っていたらいつも以上に3Dだった驚き。オペラシティはいつも展示が面白いんですが、今回もなんかすごい面白かった。テーマが神話なんですが、あんま身近な神話っていう感じではなく、なんていうかベルセルク的な神話でとても荒々しい。ひょっとするととって食われそうな雰囲気。わかりやすくいうと狼の足が人間とかいうのが精密な筆致で描かれていて、昔の森とか海とかが恐ろしかった時代ってたぶんこういう雰囲気で神格化されながらもとても身近だったんではないかと思う。で、どんどん進むほどなんだかよくわからないワールドになっていって、鏡張りの頭がくるくる回ってる部屋とかで平衡感覚がなくなってみたり(警備員の人よくいられるなぁ)、狼の毛皮が大量に逆さづりになっている部屋があったりとなんだか不思議ワールド。なんつか展示自体がかなり大胆なんで、あんまりほかの美術館では見られない感じではあるんですが、興味のある人には一押し気味。
あとついでにICCにいってみた。子供向けな展示なので子供といくと面白いかもしれないけど大人的にはいろいろ不備が・・・あるような・・・・。もうちょっとちゃんと動くように調整したほうがいいと思う。あとタッチパネルでPC操作で説明なしってのは子供には少しきついんじゃないかとかそんな。でもこういう参加型のは面白くてすきであります。あと久しぶりに遊就館にいった。
絵画展(?)なので絵がいっぱいあるのかと思っていたらいつも以上に3Dだった驚き。オペラシティはいつも展示が面白いんですが、今回もなんかすごい面白かった。テーマが神話なんですが、あんま身近な神話っていう感じではなく、なんていうかベルセルク的な神話でとても荒々しい。ひょっとするととって食われそうな雰囲気。わかりやすくいうと狼の足が人間とかいうのが精密な筆致で描かれていて、昔の森とか海とかが恐ろしかった時代ってたぶんこういう雰囲気で神格化されながらもとても身近だったんではないかと思う。で、どんどん進むほどなんだかよくわからないワールドになっていって、鏡張りの頭がくるくる回ってる部屋とかで平衡感覚がなくなってみたり(警備員の人よくいられるなぁ)、狼の毛皮が大量に逆さづりになっている部屋があったりとなんだか不思議ワールド。なんつか展示自体がかなり大胆なんで、あんまりほかの美術館では見られない感じではあるんですが、興味のある人には一押し気味。
![]() | 鴻池は1997年に玩具製作の延長で初個展を開催し、その後2005年より1年半の間に、4章からなる巨大絵画の「物語シリーズ」を、東京都現代美術館、森美術館などで発表し、話題を集めたアーティスト。 本展では「物語シリーズ」の作品をはじめ、アニメーションの映像作品や、ドローイング、彫刻などこれまでの代表作を展示。また現在制作中の12枚からなる襖絵や、「地球の中心」の核を成すサウンドインスタレーション“Earth Baby”の展示も予定されている。 【会期】2009年7月18日(土)? 9月27日(日) 【会場】東京オペラシティアートギャラリー 鴻池朋子展 インタートラベラー 神話と遊ぶ人公式 |
あとついでにICCにいってみた。子供向けな展示なので子供といくと面白いかもしれないけど大人的にはいろいろ不備が・・・あるような・・・・。もうちょっとちゃんと動くように調整したほうがいいと思う。あとタッチパネルでPC操作で説明なしってのは子供には少しきついんじゃないかとかそんな。でもこういう参加型のは面白くてすきであります。あと久しぶりに遊就館にいった。
![]() | 本展覧会では,展示空間そのものを「まなび」を楽しむ感性を開花させるためのラーニング・メディアととらえ,自分で知識や解釈を生み出していく創造的な「まなび」のプロセスがテーマです.子どもから大人まで楽しく体験できるワークショップの要素が高いメディア・アートと学習環境デザインによる,学びの場の試みです. 皆さんがアーティスト,デザイナー,パフォーマーになって,楽しくて創造的な経験に内在する「まなび」を共有できることを期待しています. 【会期】2009年7月11日─8月31日 【会場】ICC ICCキッズ・プログラム 2009 プレイフル・ラーニング たのしむ ∩ まなぶ公式 |
- [2009/08/27 22:17]
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ちひろ美術館コレクション ミリオンセラーの絵本原画と世界の絵本画家たち (美術展)
にいってきました。
損保美の展示はいつもそっけないんですが、今回は絵画のほかに搭載された絵本がたまにおいてあったりしてみると楽しい。普通に絵と絵本を見比べても発色とかがやっぱ大分ちがうんですが、絵のほうはぬりかさねたりでこぼこしてたりするのがあって、これを写真(多分)でとって印刷するのとか大変そうだなとかも少し思う。ともあれ絵本になった姿とまったく違ういきいきした絵がたくさんあって面白かったです。はらぺこあおむしが一番有名な気がするけどどっちかっていうと赤羽 末吉のそらにげろとか、ビンバ・ランドマンのジョットという名の少年が好みかもしれない。それにしても普通の絵という以上に作品がそれぞれまったくといっていいほど違うのでとても面白かったです。それにしてもあんなに立体感があるとはおもわなかった。
損保美の展示はいつもそっけないんですが、今回は絵画のほかに搭載された絵本がたまにおいてあったりしてみると楽しい。普通に絵と絵本を見比べても発色とかがやっぱ大分ちがうんですが、絵のほうはぬりかさねたりでこぼこしてたりするのがあって、これを写真(多分)でとって印刷するのとか大変そうだなとかも少し思う。ともあれ絵本になった姿とまったく違ういきいきした絵がたくさんあって面白かったです。はらぺこあおむしが一番有名な気がするけどどっちかっていうと赤羽 末吉のそらにげろとか、ビンバ・ランドマンのジョットという名の少年が好みかもしれない。それにしても普通の絵という以上に作品がそれぞれまったくといっていいほど違うのでとても面白かったです。それにしてもあんなに立体感があるとはおもわなかった。
| ちひろ美術館の絵本原画コレクションから、世界18ヶ国の著名な画家約70人の約120点を厳選して展示いたします。印刷物となった絵本の絵も魅力的ですが、原画には、それぞれの画家の筆づかいや色づかい、素材や技法に対する創意工夫を生で味わえるという大きな楽しみがあります。夏休みにぜひご家族そろって、語らいながら楽しんでいただきたい展覧会です。 【会期】2009年7月11日(土)〜8月30日(日) 【会場】損保ジャパン東郷青児美術館 ちひろ美術館コレクション ミリオンセラーの絵本原画と世界の絵本画家たち公式 |
- [2009/08/22 01:38]
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没後80年 岸田劉生 (美術展)
にいってきました。
岸田劉生というとやっぱり麗子像なイメージなんですが、もともとなんでこんなに自分の娘を怖く書くんだろうと思っていたわけで、実物を見ると案外怖くないんじゃないかとおもっていったんですが、やっぱり怖かった。ともあれ肖像画ばかりの展示なんですが、実に油絵っぽい油絵です。なんていうか油ギッシュというかテカテカというか。そう考えるとこんなに重苦しい肖像画書く人も怱怱いないだろうなぁという感じはあるんですが、やっぱり重いなぁ。うまいとか迫力があるとかそういう以前にこの重苦しさはいかんともしがたく、すばらしいとおもうけど間違っても家におきたくないなぁと思わせる迫力です。さて、麗子像の話に戻りますが麗子像たったり座ったりと15点ほどありました。実際の玲子の写真もあったんですが、なんか似てない、っていうかよく見ると全体的に結構デフォルメ入ってます。目がでかいし顔が横に扁平とか。重厚さに力尽きて気がつかなかったけど結構デフォルメが激しい。さてそんな麗子像の中でもっとも怖かったのが微笑麗子像。これの怖さはなかなかないです、でも解説を読むと劉生自身もグロテスクだと思いながら書いてたふしがったりとか、何を考えて自分の娘をグロく書くのかやっぱりよくわかりませんでしたがこれが岸田劉生なりのポップアートなんだろうかとか色々考えてみたり。個人的には友人の絵が面白かった、古屋君の肖像とか。
岸田劉生というとやっぱり麗子像なイメージなんですが、もともとなんでこんなに自分の娘を怖く書くんだろうと思っていたわけで、実物を見ると案外怖くないんじゃないかとおもっていったんですが、やっぱり怖かった。ともあれ肖像画ばかりの展示なんですが、実に油絵っぽい油絵です。なんていうか油ギッシュというかテカテカというか。そう考えるとこんなに重苦しい肖像画書く人も怱怱いないだろうなぁという感じはあるんですが、やっぱり重いなぁ。うまいとか迫力があるとかそういう以前にこの重苦しさはいかんともしがたく、すばらしいとおもうけど間違っても家におきたくないなぁと思わせる迫力です。さて、麗子像の話に戻りますが麗子像たったり座ったりと15点ほどありました。実際の玲子の写真もあったんですが、なんか似てない、っていうかよく見ると全体的に結構デフォルメ入ってます。目がでかいし顔が横に扁平とか。重厚さに力尽きて気がつかなかったけど結構デフォルメが激しい。さてそんな麗子像の中でもっとも怖かったのが微笑麗子像。これの怖さはなかなかないです、でも解説を読むと劉生自身もグロテスクだと思いながら書いてたふしがったりとか、何を考えて自分の娘をグロく書くのかやっぱりよくわかりませんでしたがこれが岸田劉生なりのポップアートなんだろうかとか色々考えてみたり。個人的には友人の絵が面白かった、古屋君の肖像とか。
![]() | 岸田劉生(1891-1929年)は、ゴッホやセザンヌらの感化をうけて自己表現としての絵画をめざしました。しかし、じきに古典的な写実に変わり、風景、静物、肖像に忘れがたい作品をのこしました。写実への移行は、自画像とならんで手当たりしだいに友人を描いた時期におきています。自己表現のために「自分」を見つめれば見つめるほど、逆に「他人」も気になってくる・・・劉生の写実は、近代的な自己の意識に支えられていました。 【会期】2009年4月25日(土)〜7月5日(日) 【会場】損保ジャパン東郷青児美術館 没後80年 岸田劉生 -肖像画をこえて |
- [2009/06/11 20:10]
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6+アントワープ・ファッション展 (美術展)
にいってきました。
基本的な展示は服が60点ほどとファッションショーの映像で構成されてます。服も現在の学生の作品とアントワープ出身のデザイナーの作品でわかれてるんですが、学生の作品のほうが面白かった。最近のデザインっていうと薄い布地なイメージがあるんですが、なんか重厚というかもっさりした生地が多いのにちょと驚き。あと学生作品には素材が布じゃないのも多くて面白かったです。ただマネキンにきせたままってのもなんかもったいない気がするし、触っちゃだめなわけだし、っていう部分がどことなく消化不良。動かないならせめて触りたいんだやっぱり。稼動範囲とか気になるじゃん。そんなわけで展示のほうはどうも消化不良だったのですが後半の映像はそれなりに面白かった、んだけどなんかやけに小さい画面です。なぜあんなに小さくするんだろうか。ともあれファッションショーもいろんなバリエーションあるなぁとはおもうんですが、やっぱりこっちでも面白かったのはアントワープの学生のファッションショーだったりする。前からみるともこもこだけど後ろからみると布がないとかどうやったらこういう服を発想できるのかなぁとおもってみたり。全然関係ないけど荒木ひろひこ萌え。
基本的な展示は服が60点ほどとファッションショーの映像で構成されてます。服も現在の学生の作品とアントワープ出身のデザイナーの作品でわかれてるんですが、学生の作品のほうが面白かった。最近のデザインっていうと薄い布地なイメージがあるんですが、なんか重厚というかもっさりした生地が多いのにちょと驚き。あと学生作品には素材が布じゃないのも多くて面白かったです。ただマネキンにきせたままってのもなんかもったいない気がするし、触っちゃだめなわけだし、っていう部分がどことなく消化不良。動かないならせめて触りたいんだやっぱり。稼動範囲とか気になるじゃん。そんなわけで展示のほうはどうも消化不良だったのですが後半の映像はそれなりに面白かった、んだけどなんかやけに小さい画面です。なぜあんなに小さくするんだろうか。ともあれファッションショーもいろんなバリエーションあるなぁとはおもうんですが、やっぱりこっちでも面白かったのはアントワープの学生のファッションショーだったりする。前からみるともこもこだけど後ろからみると布がないとかどうやったらこういう服を発想できるのかなぁとおもってみたり。全然関係ないけど荒木ひろひこ萌え。
![]() | 「アントワープ・シックス」(アントワープの6人)と呼ばれるデザイナーの活躍によって、ヨーロッパのファション文化の中心地のひとつとして有名になったアントワープ。その背景には、すぐれたファッション・デザイナーを数多く輩出し続けるアントワープ王立美術アカデミーの存在がある。四半世紀にわたって世界の注目を浴び続けてきたアントワープ・ファッションの魅力と独自性が日本で初めて本格的に紹介される。 【会期】2009年4月11日(土)〜6月28日(日) 【会場】東京オペラシティアートギャラリー 6+アントワープ・ファッション展 |
- [2009/05/23 01:17]
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第28回 損保ジャパン美術財団選抜奨励展 (美術展)
にいってきました。
奨励展って奨励する団体のカラーに結構よっていったりするもんだけど、なんかやけに好みな作品が多かった。どことなく現代的というか、普段美術展でみれないような勢いとかwktk感がたくさん。篠原愛作品とか特に現代的だなぁと思うモチーフ。こういうのを見るにつれてその時人気のある絵と300年後にも人気のある絵の違いを考えてしまう。面白くて勢いのある絵ってその時の世評から見てピンとくる絵なんだけれども、その世評が生み出す一体的な価値観とはずれた時にピンとこなくなってしまったりする。ピンとき続ける作品はその絵が普遍的な価値観をもつとかいう抽象的なものではなくて、多分これから将来がどういう方向に発展していくかっていう世評の動きとどれだけずれないかっていうのが案外重要かもしれなくて、未来的な絵柄はそれが実際に現実的になってしまうと懐古的なものになってしまうのかもしれない。そう考えると抽象画っていうジャンルは案外強いんじゃなかろうか。かといって現代で売れる絵っていうのはそれはそれで凄く勢いがあって、家にかざるなら昔の画家の名作より本展の作品みたいなのを飾りたいと思うわけで、300年後に売れるとか関係なく面白いんだ。本展ではどういう点が評価されたかの寸評がのってるところもちょっと面白いしいつもなんかアレな展示の損保美がこういう作品選ぶのってなんか面白かった(日展より面白いとおも)。そんで奨励店って入館料安くていいのだ。
奨励展って奨励する団体のカラーに結構よっていったりするもんだけど、なんかやけに好みな作品が多かった。どことなく現代的というか、普段美術展でみれないような勢いとかwktk感がたくさん。篠原愛作品とか特に現代的だなぁと思うモチーフ。こういうのを見るにつれてその時人気のある絵と300年後にも人気のある絵の違いを考えてしまう。面白くて勢いのある絵ってその時の世評から見てピンとくる絵なんだけれども、その世評が生み出す一体的な価値観とはずれた時にピンとこなくなってしまったりする。ピンとき続ける作品はその絵が普遍的な価値観をもつとかいう抽象的なものではなくて、多分これから将来がどういう方向に発展していくかっていう世評の動きとどれだけずれないかっていうのが案外重要かもしれなくて、未来的な絵柄はそれが実際に現実的になってしまうと懐古的なものになってしまうのかもしれない。そう考えると抽象画っていうジャンルは案外強いんじゃなかろうか。かといって現代で売れる絵っていうのはそれはそれで凄く勢いがあって、家にかざるなら昔の画家の名作より本展の作品みたいなのを飾りたいと思うわけで、300年後に売れるとか関係なく面白いんだ。本展ではどういう点が評価されたかの寸評がのってるところもちょっと面白いしいつもなんかアレな展示の損保美がこういう作品選ぶのってなんか面白かった(日展より面白いとおも)。そんで奨励店って入館料安くていいのだ。
![]() | 本年は、2006年8月までの過去1年間の公募美術団体展絵画部門(平面作品)における「財団奨励賞」受賞作品と推薦委員により推薦された作品を展示いたします。 また、本展はコンクール展として、全出品作の中から、優秀作品を表彰致しております。本展が出品作家の皆様にとって、さらなる躍進の契機となることを念願し、皆様には明日を担う新進作家たちの競演をお楽しみいただければ幸いです。 【会期】2009年3月7日(土)〜3月29日(日) 【会場】損保ジャパン東郷青児美術館 第28回 損保ジャパン美術財団選抜奨励展 |
- [2009/03/25 11:09]
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都市へ仕掛ける建築 ディーナー&ディーナーの試み展
にいってきました。
美術展にしてはいつもより人を選ぶ展示だと思う。そこに展示されているものは簡単な配置ジオラマと、建築図面だけでもらったパンフレットのナンバーを手がかりに図面をめくって楽しむという、まさに建築に興味ない人は何の面白みも感じない雰囲気。美術館というよりは図書館だよな、これ。ちょっと残念だったのは都市デザインの面白さが4割くらいを占めているんだけれどもそれがビジュアル的にはあんまり感じない部分か。図面だけでも十分に面白いんだけど、それを含めた回りの風景写真とかがあるともっと面白いと思う、だってキャッチが「窓からの眺めも私の部屋の一部なのでしょうか?」だもの。図面があるとこの建物が周囲からみてどういう存在なのかとか気になっちゃうよねやっぱり。あとドイツ語表記がメインなので英語もあったほうが・・・嬉しかった。日本語は当然ない(やっぱいつもより不親切だな)。さて展示システム的な話はこのへんでおいといて肝心の建築のほうなんですが、第一印象はやっぱり四角いことかな。本当に四角いんだ。あとあっちの人は1Fをフリースペースにしてる建築が多いんだけれどもこういうのって地震がない国ならではだと思う、日本じゃ絶対たてられないよなこれ。でも硝子とか採光のとり方も結構面白くて、段違いの建築が多かったのも面白いんだけれども、やっぱりそれ以上に物凄く四角かったです。色んな意味で日本にはあんまりないデザインだったんだけれども、この建物が周りとどう調和してるかやっぱり気になるって部分で最初に戻る。
美術展にしてはいつもより人を選ぶ展示だと思う。そこに展示されているものは簡単な配置ジオラマと、建築図面だけでもらったパンフレットのナンバーを手がかりに図面をめくって楽しむという、まさに建築に興味ない人は何の面白みも感じない雰囲気。美術館というよりは図書館だよな、これ。ちょっと残念だったのは都市デザインの面白さが4割くらいを占めているんだけれどもそれがビジュアル的にはあんまり感じない部分か。図面だけでも十分に面白いんだけど、それを含めた回りの風景写真とかがあるともっと面白いと思う、だってキャッチが「窓からの眺めも私の部屋の一部なのでしょうか?」だもの。図面があるとこの建物が周囲からみてどういう存在なのかとか気になっちゃうよねやっぱり。あとドイツ語表記がメインなので英語もあったほうが・・・嬉しかった。日本語は当然ない(やっぱいつもより不親切だな)。さて展示システム的な話はこのへんでおいといて肝心の建築のほうなんですが、第一印象はやっぱり四角いことかな。本当に四角いんだ。あとあっちの人は1Fをフリースペースにしてる建築が多いんだけれどもこういうのって地震がない国ならではだと思う、日本じゃ絶対たてられないよなこれ。でも硝子とか採光のとり方も結構面白くて、段違いの建築が多かったのも面白いんだけれども、やっぱりそれ以上に物凄く四角かったです。色んな意味で日本にはあんまりないデザインだったんだけれども、この建物が周りとどう調和してるかやっぱり気になるって部分で最初に戻る。
![]() | スイス・バーゼルを拠点にヨーロッパ各地でプロジェクトを展開するディーナー&ディーナー(D&D)は、父マルクス・ディーナー(1918-1999)の事務所を息子ロジェ・ディーナー(1950ー)が引き継ぎ、主宰している設計事務所です。新築・改築を問わず、建築は現存する都市の一部にならなければならないと考えるD&Dの作品は、建築家自身のスタイルを商標登録のように掲げた個性の強い建築とは際立った対照を見せます。周辺環境を丹念に分析しながら設計される建築は、都市になじんで一見匿名的です。それぞれの状況に意図的に埋もれるように建つその建築は、都市の記憶をたぐり、その現在の活動を読み、人びとが建築と都市の関係に新しい意味を発見することに手を貸す存在となるべく、都市に対して内部から微妙なパルス(振動)を発生させています。 【会期】2009年1月17日[土]─ 3月22日[日] 【会場】東京オペラシティアートギャラリー 都市へ仕掛ける建築 ディーナー&ディーナーの試み展 |
- [2009/02/26 23:16]
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ライト・[イン]サイト―拡張する光、変容する知覚展
にいってきました。
オペラシティにはちょくちょくいくんですが、ICCにくるのはよく考えたら初めてだ。展示に入る前もなんとなくインタラクティブで面白いのでちょくちょく遊びにいこうかなみたいな。さて展示ブースのほうなんですが、目に悪いです。いきなり強ストロボだったり網膜に文字を焼き付けられたり・・・でもあんまりフツーでできないような体験なのでわりとお勧め。こういうのって文字でかくの難しいな。好み順にあげるとYou and I, Horizontalが007っぽくて面白かったし、space-speech-speedとか平衡感覚なくなってなんか笑える。光って物質で波ってよくわかんなかったんですが、なんかこういう展示されるとそういう意味以上に不思議なモノってかんじで光でも波でもあるような感じするんだよな、気のせいだけど。なんか質量を感じる。どちらにしろ結構アクティブな展示で面白かった。とりあえずキャンドルテレビの火が消えてたのはウケルところだったんだろうか?展示外にも色々面白そうなのがあったんだけど、時間がなくてあんまりみれなくて残念。
オペラシティにはちょくちょくいくんですが、ICCにくるのはよく考えたら初めてだ。展示に入る前もなんとなくインタラクティブで面白いのでちょくちょく遊びにいこうかなみたいな。さて展示ブースのほうなんですが、目に悪いです。いきなり強ストロボだったり網膜に文字を焼き付けられたり・・・でもあんまりフツーでできないような体験なのでわりとお勧め。こういうのって文字でかくの難しいな。好み順にあげるとYou and I, Horizontalが007っぽくて面白かったし、space-speech-speedとか平衡感覚なくなってなんか笑える。光って物質で波ってよくわかんなかったんですが、なんかこういう展示されるとそういう意味以上に不思議なモノってかんじで光でも波でもあるような感じするんだよな、気のせいだけど。なんか質量を感じる。どちらにしろ結構アクティブな展示で面白かった。とりあえずキャンドルテレビの火が消えてたのはウケルところだったんだろうか?展示外にも色々面白そうなのがあったんだけど、時間がなくてあんまりみれなくて残念。
![]() | 既存の視覚システムを参照しながらもそれを批評的に突き崩していく作品,光を通した逸脱的な知覚へと開いていく作品,光をかつてない方法で可視化する作品…….いずれも観客の知覚や思考とともに生じるダイナミックな体験そのものが「作品」として浮上します. 「ライト・[イン]サイト」展は,観客自らが光を介して「見ること,視覚,観察(sight)」の意味を問い直し,それによって新たな「洞察(insight)」を獲得していく契機となるでしょう. 【会期】2008年12月6日─2009年2月28日 【会場】東京オペラシティICC ライト・[イン]サイト―拡張する光、変容する知覚展 |
- [2009/02/11 11:09]
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丸紅コレクション展〜衣装から絵画へ美の競演〜 (美術展)
にいってきました。
損保ジャパンの展示はいつも並べただけっていうイメージがあるんですが今回はさらにそんな感じ。いつにもましてゴテゴテとしたゴールドな額縁を並べてあって、なんか美術品というよりは金目のものという感じです。絵に全然あってないっていうか、一貫性がないのはこういう収蔵品展系だとままあるんだけど、なんていうかあんまりただ並べただけっていう感じで、でも総合商社ってそんなものかも。さてメインはボッティチェリの美しきシモネッタなんだけど、なんだか展示方法がちょっと残念だった気がする。いい絵だとは思うんだけど、ライティングとかどうなのか(損保美のゴッホのひまわりもいつもライティングが残念だと思っていたり)。なんとなく散々書いてるようなきもしますがコーヒー沸かしのある静物とかバレリーナとかわりと印象深い絵もあり、和柄のデザインパターンっぽいのも割りとあって結構かわいかったです。ただなんとなくもっと効果的な展示方法あるのにとか残念な気持ちになってしまうんだ。着物の展示も面白くはあったんですが、もう少し量が欲しかったかも。鹿の子模様はなんか苦手です。
損保ジャパンの展示はいつも並べただけっていうイメージがあるんですが今回はさらにそんな感じ。いつにもましてゴテゴテとしたゴールドな額縁を並べてあって、なんか美術品というよりは金目のものという感じです。絵に全然あってないっていうか、一貫性がないのはこういう収蔵品展系だとままあるんだけど、なんていうかあんまりただ並べただけっていう感じで、でも総合商社ってそんなものかも。さてメインはボッティチェリの美しきシモネッタなんだけど、なんだか展示方法がちょっと残念だった気がする。いい絵だとは思うんだけど、ライティングとかどうなのか(損保美のゴッホのひまわりもいつもライティングが残念だと思っていたり)。なんとなく散々書いてるようなきもしますがコーヒー沸かしのある静物とかバレリーナとかわりと印象深い絵もあり、和柄のデザインパターンっぽいのも割りとあって結構かわいかったです。ただなんとなくもっと効果的な展示方法あるのにとか残念な気持ちになってしまうんだ。着物の展示も面白くはあったんですが、もう少し量が欲しかったかも。鹿の子模様はなんか苦手です。
![]() | 総合商社として知られる丸紅グループのコレクションは、まさに丸紅の歴史と性格を反映しているといえます。最初呉服商として創業したことから、きもののデザイン研究としてはじまる衣裳コレクション、そしてきもののデザインを依頼した繋がりで培われた近代日本絵画のコレクション、そして総合商社として輸入販売を手がけたことから生まれた西欧絵画のコレクション−これら3つの顔を持っているのが、丸紅コレクションの最大の特徴です。 【会期】日時:2008年11月22日(土)〜12月28日(日) 【会場】損保ジャパン東郷青児美術館 丸紅コレクション展 |
- [2008/12/26 01:26]
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ジョン・エヴァレット・ミレイ展 (美術展)
にいってきました。
絵がうまいと思う画家はたくさんいるものの、ここまで上手いと思ったのも久しぶりかもしれない。細部にわたる書込みもさることながらそれが全体に及んでて、よくこんなにかけるなあと脱帽。カンナの一削りから職人の血管まで実に細かく描いている、いやうまいよ特に質感なんてカメラなんかより断然上な描写力だと思う。しかも今にも動き出しそうなのとかそんなかんじ。そんななかでデッサンが結構きてて、これもまたいいんだ。なんかシンプルな線で描かれてるのになんか凄い立体的なのね。さてポスターの絵はオフィーリアなんですが、他にも肖像とか風景とか色々あってとても面白かったです。いやしかしうまいなぁ。
絵がうまいと思う画家はたくさんいるものの、ここまで上手いと思ったのも久しぶりかもしれない。細部にわたる書込みもさることながらそれが全体に及んでて、よくこんなにかけるなあと脱帽。カンナの一削りから職人の血管まで実に細かく描いている、いやうまいよ特に質感なんてカメラなんかより断然上な描写力だと思う。しかも今にも動き出しそうなのとかそんなかんじ。そんななかでデッサンが結構きてて、これもまたいいんだ。なんかシンプルな線で描かれてるのになんか凄い立体的なのね。さてポスターの絵はオフィーリアなんですが、他にも肖像とか風景とか色々あってとても面白かったです。いやしかしうまいなぁ。
![]() | 19世紀の英国を代表する画家、ミレイの全容を紹介する初の本格的回顧展。ラファエル前派の画家として有名だが、本展では10代から晩年までの広い範囲の作品を紹介。「オフィーリア」、「両親の家のキリスト」、「マリアナ」、晩年の風景画など油彩約50点と素描など合計約80点を展覧。 【会期】日時:8月30日(土)〜10月26日(日) 【会場】Bunkamuraザ・ミュージアム ジョン・エヴァレット・ミレイ展 |
- [2008/10/19 19:45]
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青春のロシア・アヴァンギャルド (美術展)
にいってきました。
ロシアってキュビズムとか前衛でもなんとなく土臭いというか実体的とかそういうイメージを受ける。なんかどしっとしてるとかそんな感じ。後期の作品(?)に入るとさすが社会主義で労働とかもテーマにチラホラなんですが、なんていうか人というか質量を感じる。色使いが妙に暗色が多い性かもしれないけど、軽やかさとは相対するなあという印象です。シャガールが結構来てたんですがシャガールは魔術師がすきかも。でもやっぱり暗色の作品ばっかりだった気がする、傾向的にその後パリにいったあとのふんわりしたのと比べれば。ときめいたのはカジミール・マレーヴィチの抽象な奴。白い十字架とか案外表面粗いんだけど、その辺もロシアっぽいなあと思いつつやけにときめくんだ。あとニコ・ピロスマニの男の人が酒場かどっかで集まってる絵とか。全体的に黒いんだけど黒とか紺がやけにどっしりと鮮やかなんだこれが。国柄ってあるのかなあやっぱり、革命とかそんなロシアの歴史と絡めても面白いです。bunkamuraは2番目に好きな美術館(一番はオペラシティ)なんだけど、展示の方法が好き。今回も特に後半、シンプルな枠にストライプの背景とか凄くすっきりした画面構成でなんとなく居心地がよかったり。国立でももっと展示に気を使えばいいのになあ。そういえばプロタザーノフのアエリータがかかってた。ロシアのSF映画も好き。
ロシアってキュビズムとか前衛でもなんとなく土臭いというか実体的とかそういうイメージを受ける。なんかどしっとしてるとかそんな感じ。後期の作品(?)に入るとさすが社会主義で労働とかもテーマにチラホラなんですが、なんていうか人というか質量を感じる。色使いが妙に暗色が多い性かもしれないけど、軽やかさとは相対するなあという印象です。シャガールが結構来てたんですがシャガールは魔術師がすきかも。でもやっぱり暗色の作品ばっかりだった気がする、傾向的にその後パリにいったあとのふんわりしたのと比べれば。ときめいたのはカジミール・マレーヴィチの抽象な奴。白い十字架とか案外表面粗いんだけど、その辺もロシアっぽいなあと思いつつやけにときめくんだ。あとニコ・ピロスマニの男の人が酒場かどっかで集まってる絵とか。全体的に黒いんだけど黒とか紺がやけにどっしりと鮮やかなんだこれが。国柄ってあるのかなあやっぱり、革命とかそんなロシアの歴史と絡めても面白いです。bunkamuraは2番目に好きな美術館(一番はオペラシティ)なんだけど、展示の方法が好き。今回も特に後半、シンプルな枠にストライプの背景とか凄くすっきりした画面構成でなんとなく居心地がよかったり。国立でももっと展示に気を使えばいいのになあ。そういえばプロタザーノフのアエリータがかかってた。ロシアのSF映画も好き。
![]() | 1999年に開館したモスクワ市近代美術館は、20世紀前半に花開いた“ロシア・アヴァンギャルド”の中心的な役割を果たした画家たちの作品を所蔵する美術館です。そのコレクションの中核をなす作品の多くは、現在の総裁であるズラープ・ツェレテーリ氏により海外から買い戻されたものです。 【会期】2008年6月21日(土)−8月17日(日) 【会場】Bunkamuraザ・ミュージアム モスクワ市近代美術館所蔵 青春のロシア・アヴァンギャルド シャガールからマレーヴィチまで |
- [2008/08/15 07:35]
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