青春のロシア・アヴァンギャルド (美術展) 

にいってきました。
ロシアってキュビズムとか前衛でもなんとなく土臭いというか実体的とかそういうイメージを受ける。なんかどしっとしてるとかそんな感じ。後期の作品(?)に入るとさすが社会主義で労働とかもテーマにチラホラなんですが、なんていうか人というか質量を感じる。色使いが妙に暗色が多い性かもしれないけど、軽やかさとは相対するなあという印象です。シャガールが結構来てたんですがシャガールは魔術師がすきかも。でもやっぱり暗色の作品ばっかりだった気がする、傾向的にその後パリにいったあとのふんわりしたのと比べれば。ときめいたのはカジミール・マレーヴィチの抽象な奴。白い十字架とか案外表面粗いんだけど、その辺もロシアっぽいなあと思いつつやけにときめくんだ。あとニコ・ピロスマニの男の人が酒場かどっかで集まってる絵とか。全体的に黒いんだけど黒とか紺がやけにどっしりと鮮やかなんだこれが。国柄ってあるのかなあやっぱり、革命とかそんなロシアの歴史と絡めても面白いです。bunkamuraは2番目に好きな美術館(一番はオペラシティ)なんだけど、展示の方法が好き。今回も特に後半、シンプルな枠にストライプの背景とか凄くすっきりした画面構成でなんとなく居心地がよかったり。国立でももっと展示に気を使えばいいのになあ。そういえばプロタザーノフのアエリータがかかってた。ロシアのSF映画も好き。
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1999年に開館したモスクワ市近代美術館は、20世紀前半に花開いた“ロシア・アヴァンギャルド”の中心的な役割を果たした画家たちの作品を所蔵する美術館です。そのコレクションの中核をなす作品の多くは、現在の総裁であるズラープ・ツェレテーリ氏により海外から買い戻されたものです。
【会期】2008年6月21日(土)−8月17日(日)
【会場】Bunkamuraザ・ミュージアム
モスクワ市近代美術館所蔵 青春のロシア・アヴァンギャルド シャガールからマレーヴィチまで

トレース・エレメンツ ─ 日豪の写真メディアにおける精神と記憶 (美術展) 

にいってきました。
何展ときかれるとなんともいえないんだけどジャンル的には映像展?現実と芸術の狭間的な感じの浮遊感というかアンリアリティというか、結構好きなんだけれども雰囲気が落ち着く系で感動系でもなく。大学んときプチこういうのやってたのでなんとなく懐かしいです。映像(?)的には古橋悌二とか実際の部屋と映像と立体音響を混ぜたアレックス・デイヴィスの作品が面白かったのだけど、なんだろう、空間は面白いのだけれどもわりと有り触れている気もしなくはないのだ、発想的に。ソフィー・カーンのだって面白いけれどももはや新しくもなく、多分うっすらと消え去ってしまいそうな感じがするので今見れることがある意味貴重とかひねくれた視点で見ていたりした。そのとき面白いものとこの先も面白いと思われるものの違いはなんだろうとか思いながらそんな。基本的には写真展なんですが、そのなかで一番ときめいたのはジェーン・バートンかな、陰影が凄く不思議な雰囲気がする、こういう音を感じるような作品はとても好き。あとジェネヴィーヴ・グリーヴスがきてたのでぼんやり眺める。なんか今作は動きが早いきもする。それにしても随分久しぶりに美術館に来て、なんか買ったもののいけなかったチケットが多い今日この頃、ぁぁーもっと美術館にいきたい。
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19世紀の発明以来、写真は記憶や時間の痕跡を記録するメディアとして機能してきました。しかし現代では、過去のイメージを見直し、書き換え、ありえたかもしれない記憶と経験を想像/創造するための、私たちの身近な装置でもあります。白黒写真から映像作品、インタラクティヴなヴィデオ・インスタレーションまでを含む写真メディアの伝統と革新を横断する本展では、日本とオーストラリアの2名のキュレーターが、10名のアーティストの実践における「トレース(痕跡)」の現代性と文化的な共鳴を探ります。
【会期】2008.7.19[土]─ 10.13[月・祝]
【会場】オペラシティアートギャラリー
Trace Elements

わたしいまめまいしたわ 現代美術にみる自己と他者展 (美術展) 

にいってきました。
しかも所蔵品展にも入れちゃうのに420円って安いわー。さて、テーマはわたしと自分とアイデンティティということなのですが、見た人がアイデンティティに衝撃をうけるっていうわけではなくて作者が自己のアイデンティティをどのように扱ったかといったテイストの作品が多かったのかも。絵画的なものもあるが映像的というか時間の流れ的なものを作品にした形態のも多くて全体的には企画展というテイストである。最もきにいったのはビル・ビオラの映像作品なんだけれども、これは凄くゆっくり人物を映した映像が移り変わる作品。あと個人的に気に入ったのはthese three wordという文字を書いただけの作品。まあこれに関しては他の人がみたらどこが面白いのかと思わなくもないだろうと思うのだけれども、とりあえず色々客観的に面白かった。多分他人が自分を見ている姿を通して自分を第三者的に見てたのかもしれない、という意味で自分にはとても気持ちよくて時間があれば多分延々といれる空間だったとは思う。ただ他の人にそうかというとよくわからない。とりあえず見てめまいがする作品はないようなきはする。さてそんなめまいしたわの方ですが所蔵品点はさらによかった。近代日本の美術ということで一応明治から昭和までの絵画というククリなのですが結構いい作品が多い、何枚かポスカかっちゃったよ。あんまり名前の知られてない(っていうほどでもないのが多かったけど)けれどもいい作品ってのは本当に素晴らしくて、逆に意図的にあつめた寄稿品展はちょっといまいちだったり。

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世ときどき、自分というものの存在が、きわめてあやふやで頼りなく感じられることはありませんか? その不安のようなものは、どこからやってくるのでしょう。 「わたし」というものが最初から存在するのではなくて、「他者」 ― 社会に生きるほかの人々 ― との関係の中でできあがっていくものだとするならば、今日わたしたちが感じる、めまいにも似た存在の不安は、ただのアイデンティティの問題にとどまらないはずです。
【会期】2008年1月18日(金)〜3月9日(日)
【会場】東京国立近代美術館 企画展ギャラリー
わたしいまめまいしたわ

江戸の出版仕掛け人part4〜幕末の浮世絵と絵師たち〜 (美術展) 

にいってきました。
まあそんなに大きな展示じゃないんですがたばこと塩博物館って入館料100円とかありえない安価なんですよ。なので暇なときは結構きたりしている。塩田模型とかあるしなっと閑話休題。浮世絵なんですが幕末なので外人が描かれたりしてる事が多いんですよね、そういう意味でいわゆる北斎のような芸術的な浮世絵の素晴らしさってわけではないんですが結構珍しくて希少な機会だ。また、生麦事件とかの新聞記事みたいなのもあって面白いし個人的に一番面白かったのは怪談物である。そもそも浮世絵って庶民のお気楽なポスターみたいなものだったわけでこういった作品のほうがまさに"浮世絵"なんだろう。

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世相の描かれた幕末の浮世絵と、その頃活躍した、国周、貞秀、芳幾、芳年、二代広重に注目し、その作品を紹介します。合わて、千代田区立四番町歴史民俗資料館に寄託されている三谷家所蔵の三代目豊国らの草稿を特別展示いたします。
【会期】2008年1月26日(土)〜3月9日(日) 
【会場】たばこと塩の博物館
江戸の出版仕掛け人part4〜幕末の浮世絵と絵師たち〜

ルノワール+ルノワール展 (美術館) 

にいってきました。
ぶっちゃけ非常によかった。ルノアールの絵ってどうしてこう生命感に満ち溢れているんだろうか。凄くあったかくて見てるだけで気分がよくなる。中でも田舎のダンスとか陽光の中の裸婦とかマジスゲエ。なんかもう陰影の表現とかそんなレベルじゃないよなあ。それで息子の映画監督ルノアール(作品未見)とのコラボ企画なんですが、絵画の隣で映画が上映されてるという一風変わった展示方法でとても気軽な感じで鑑賞できてよい。ただやっぱ絵のほうが断然凄いきがするんだよなあ。色々と面白くてよかったんだけどBGM被りはちょっと微妙だと思う。基本映画のブログなのに映画についてあんまり書かないのもアレだが絵画のほうは素晴らしかった。
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ルノワールの絵画約50点のうち、オルセー美術館からは日本初公開作品を含む約15点の油彩が出品されます。そして、映画史上最も偉大な監督の一人といわれる、ジャン・ルノワールの映画の抜粋を約15点、父の絵画と展示します。二人を通して、言葉に出来ない父と子の深いつながり、目に見えない絆、そして家族のあり方について考えるきっかけになるかもしれません。
【会期】2008年2月2日(土)〜5月6日(火) 
【会場】Bunkamuraミュージアム
ルノワール+ルノワール展

損保ジャパン東郷青児美術館大賞受賞記念 小杉小二郎展 (美術展) 

にいってきました。
灰色とか灰茶とかのマットな感じの絵柄ですがよく見てみると結構ムラがある。それが落ち着きの元なのかわからないがやけに落ち着く絵が多いです。で、何点か見て凄く配置のバランスがうまいのに気がついたんだ。モノの配置もいいし色の配置もいい。地味な絵の中に一つ或いは一部分目立つ色がちゃんと配置されていてどっしりと安定感を醸し出している。そんなわけで結構落ち着いて好みな絵です。目立ったり衝撃を受けたりはしないかもしれないがたまにこういうマッタリした絵を見るのもいい感じ。入館料も500円でお手ごろです。工作(?)もあったんだけどそっちもなんかカワイイ。

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風景や花・玩具などを穏やかな形態と温かみのある色彩で描いた幻想的な油彩画の他、近年では岩彩を用いた作品や連作「聖書物語」に代表される装飾性の高い作品、ユーモラスなオブジェにも取り組んでいます。本展覧会では受賞作をはじめ、初期の作品から新作まで60余作品を展示し、小杉小二郎氏の画業を展望いたします。
【会期】2008年1月12日(土)〜2月17日(日) 
【会場】損保ジャパン東郷青児美術館
小杉小二郎展

アンカー展 故郷スイスの村のぬくもり (美術展) 

にいってきました。
スイスの暮らしを描いたものがメインで主題としてはちっと地味かもしれないが画力スバラシス。イメージ的には印象派よりではあるのですが写真のような絵です。何が凄いかというと立体感で光のあたり具合がやけに柔らかかったりまぶしかったりするのと、もうひとつは素材の表現が非常にうまい。綿やら皮やらがあるんですがその衣類の分厚さなんかが見ててわかるのです。暑い布地の服をきてても服の微妙なもりあがりから服の下のポジションがありありと思い浮かぶというか、これは多分web画像とかじゃわかりづらいところだとは思うんですが久しぶりに絵が上手いというインパクト。もひとつ素晴らしかったのが人物の表情(ポーズもだけど)で、神々しいとかそゆのではないんですがみんな顔が違う。群像だと表情の作り方がだいたい似てくる作品が多いんですが笑うにしても笑い方がどの人物も違うんです。総合して観察眼テラ凄ス。静物画も目の前にあるみたいですね。微妙な色の変化で光を表現してるんですがよくこんな見分けがつくものだと脱帽した。爺さんがよんでる新聞も少女が編んでる編み棒とか子供のおもちゃとか、静物以外の絵の小物のクオリティも凄い。全体的にソフトな感じの絵が多くあまり強く印象に残る、という作風ではないかもしれませんがとにかくうまかった。

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アルベール・アンカー(1831-1910)は、スイスの中央部のインス村(ドイツ語名/フランス語ではアネ)出身の、19世紀のスイスで大変な人気を博した画家です。日本ではあまり知られていませんが、国民的画家としてスイスの人々に親しまれ、その作品は国内の多くの美術館に所蔵されており、没後100年近く経つ現代においても、その人気は衰えることがありません。
【会期】2007年12月1日(土)〜1月20日(日) 
【会場】Bunkamuraミュージアム
アンカー展

鳥獣戯画がやってきた!―国宝『鳥獣人物戯画絵巻』の全貌―」 (美術展) 

にいってきました。
鳥獣戯画といえばウサギやらカエルやらがチャラチャラ踊っている絵です。これ自体は結構好きなので見に行ったのですが・・・案外に感慨がないなあ。長い絵巻物なんですが特にストーリーがあったりするわけではないので寧ろイラストという感じだろうか。それぞれはカワイイのだけどこう並ぶとなんだかいまいちな気が・・・しなくもない。ただ結構な枚数はきていたのでそれなりに見ごたえはあります。面白いと思ったのは鳥獣戯画自体じゃなくて昔の絵巻物が結構来てたんですよ、それで屏風とかの部屋の区切りで次のページ(?)をあらわしていてそういうコミック的なものが昔からあったんだなあと妙に面白かったです。なんだかやけに混んでたのもあってゆっくりは見れなかったのですが実に鳥獣戯画関連なので鳥獣戯画が好きな人じゃないと・・・あまり面白くないかもしれん。いや、展示形式的に面白みが欠けてたというほうが正確かなあ、こういうのはただ並べただけではもったいないような。
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日本の古美術といえば、一般には難しいという印象を持たれがちですが、そのなかでも、こどもからお年寄りまで誰もが楽しめる作品としてよく知られた絵巻があります。それがこの国宝「鳥獣戯画」(「鳥獣人物戯画絵巻」)です。遊び、飛び跳ねまわる動物たちの愉快な表情を自由闊達な筆線で描き出す本巻は、日本絵画史の一大傑作として高く評価され、また、世界から注目される日本のマンガ・アニメ文化、キャラクター文化の源流として、現代でも幅広い関心を集めています。
【会期】2007年11月3日(土・祝)〜12月16日(日) 
【会場】サントリー美術館
鳥獣戯画がやってきた

六本木クロッシング2007:未来への脈動 (美術展) 

にいってきました。
美術展と書きましたがぶっちゃけなんだかよくわからない。というのはアートといっても彫刻とか絵画とかそういったのに収まらない物体が多く展示されているからです。それはゲームの形をしていたりたくさんの写真の集まりだったり芸術として未分類な新しい形式だと思う。そんでそれはなんだか結構面白い。一番面白かったのが中西信洋作品のレイヤードローイングかな。写真のフィルムみたいなのを何枚も重ねておいてあるだけですが非常に立体的で面白い、これは不思議な感覚。その次は榎忠の都市模型のようなものですがこれも暫くまってるとライトが消えたりついたりして陰影がかわって非常に面白いんだ。どれもどこか動的な作品が多くてゲームもシンプルに楽しめたりする。ただ当然作品にまとまりがあるわけではないしなんだかよくわからないと感じる作品も多いので是非見に行ったほうがいい、というような感じでもないかもしれない。それぞれのアーティストも各5点づつ展示という感じなので・・・。ただ森美は展示方法は相変わらず面白いです。
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「六本木クロッシング2007」では、アーティスト一人ひとりの独創的な表現と、時代の交差に目を向けながら、時や分野を超えて息づく日本の創造性とその傾向を考察し、過去、現在、そしてその先の未来へと脈動する日本のアートの可能性を探ります。
【会期】2007年10月13日(土)〜1月14日(月) 
【会場】森美術館
六本木クロッシング2007

北欧モダン デザイン&クラフト (美術展) 

にいってきました。
北欧のデザインなものをデザイナー別に椅子・食器類・照明・服・オブジェなどを展示してありますた。北欧デザインってなんでこんなにかわいいんだろう。直線も曲線的で滑らかというかなんとも和む感じ。素朴ってのがジャストなんだけどそれだけで割り切れないかわいさ。食器なんかもよかったですが鍋どかケトルのなんともいえないかわいさ加減は筆舌に尽くしがたい。椅子は正直あんまり興味がなかったりしますが・・・。ただ椅子も座れる奴は結構すわり心地がよくて体にフィットするデザインになっていて快適そうです。ただとても買える値段ではないので・・・というかこういうかわいいデザインはそろわないと雑然としちゃいそうだし難しいね。1点だけあっても微妙だから・・・。

伝統、機能、表現 ─ 三つの視点から黄金期の「北欧モダン」を回顧する本展では、普遍的でやさしいデザイン、おだやかで心地よいライフ・スタイルのルーツと展開を多角的にご紹介します。
【会期】2007年11月3日(土)〜1月14日(月) 
【会場】東京オペラシティアートギャラリー
北欧モダン展

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