ドクトル・ジバゴ (BS) 1965年

3.3点 人間の正義感ってやっぱり・・・。
ドクトル・ジバゴ 特別版 ドクトル・ジバゴ 特別版
あらすじ:
医者であり詩人であったジバゴは戦乱の中、看護婦をしていたラーラに再開する。戦争が終わり家族の下に戻ったジバゴを待ち受けていたのは共産主義だった。
監督:デビッド・リーン キャスト:オマー・シャリフ、ジュリー・クリスティー、ジェラルディン・チャップリン、アレック・ギネス
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どちらかというと地味な3時間越えの長い映画なのだけれども面白かった。共産主義云々はともかくとして人間の私欲と混同された正義というのは恐ろしい。平等の名のもとに他人の家を略奪したり強制徴用したり、いや略奪や強制徴用が制度としてならそれはそれで仕方がない部分なんだけど善意による強制というあたりが恐ろしいのですね。革命さなかのテンパった具合と革命後の憑き物がおちたような具合とか革命の中で疑問を感じる表情だとかそういう移り変わりがとても興味深い。風景も美しいのにバタバタと子供が死んでいくみたいな。差し押さえられた建物の錠がぼろぼろになってて埃被ってるとかそういう1つ1つの情報がとても効いています。一つの時代を一人の人間の生涯を追って描いた大作と呼ぶに相応しい纏まり。ただ恋愛部分はちょっとどうなのかと思ってみたり、恋愛についての葛藤とかないのかなあ、主義はまげられないのはわかったけどなんとなくちょっと自己中な気がする、その意味で利己的な正義に従うほかの民衆と同じような気がする(勿論現在の価値観に照らし合わせると主人公のほうが正しいという結論になるのだけどそれもまた現在の価値観に過ぎない)。やっぱ人間はろくでもないですね。
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テスはラストだけれど見ればいい
テーマソングがすごくいい
原作がハーディで
ハーディはサマセット・モームのお菓子と麦酒に出てくる

よかった。昔の大作は見てみたいのは多いんだけど長いのが難点なんだよねー
風と共に去りぬとかテスとか3時間くらいあるとなんとなく二の足を踏む。

大作だけど地味だよな。
オマー・シェリフは良かったろ?

ふおーっふぉっふぉっふぉっふぉ(^o^);

善意の人間って最悪ゥー。

>やっぱ人間はろくでもないですね。

集団になると、よけいねーw

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