甘い泥 (BS) 2006年

POINT:★★ 閉鎖社会のめんどくささ。
あらすじ:
ドビルは母とともにイスラエルのキブツに暮らしている。そこはお互いに助け合う平等な社会に思われたが母が精神を病んでいく中でドビルに違った一面をみせるようになる。
監督:ドュロー・シャウル キャスト:ロニート・ユドケヴィッチ、トメル・シュタインホフ、アンリ・ガルサン
閉鎖的な社会ではコミュニティの為という名目で少しはみ出たものが切り捨てられていく。ある意味キブツに適応できない人間は存在できないが、キブツに忠誠を捧げてキブツに貢献するのが信条なのでそこを出て行くことも困難である。基本的に人々はドビルをとりまくとても普通な人たちとして描かれ、当初はそれが非常に暖かいようにも思えるのだけれども、色々な人と触合い母親の待遇を見るにつけ相容れないものを感じるようになるわけだ。価値観が少しでもずれると閉鎖的ゆえにとても目立ってとても歪に見えてくる、そしてハブられた側からすると全部敵。だがこれをドビル少年のまっすぐな視点で描いているので基本それほどは生臭くはないしとてもかなりストレートな話になっている。一部から見て病んでいてもそれは逆にその一部が病んでいると見なされる非常に民主的なシステム、ハブられ側の視点ってのを内側から描くのも新鮮だ。キブツ自体あまり馴染みのないものだがシステムや交流を含めて異文化モノとしても面白い。
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