ブラインドネス (映画)

POINT:★ なんか北斗の拳。
ブラインドネス スペシャル・エディション(初回限定生産2枚組) [DVD]ブラインドネス スペシャル・エディション(初回限定生産2枚組) [DVD]
あらすじ:
NYの真ん中で1人の青年が突然盲目になる。目の前は真っ白い闇、そしてそれは彼の妻、そして眼科医、周囲にどんどん拡散し、政府は盲目となった人々の隔離を決行する。そんな中、眼科医の妻は盲目となった夫を気遣い盲目のふりをして隔離車に乗り込むのであった。
監督:フェルナンド・メイレレス キャスト:ジュリアン・ムーア、マーク・ラファロ、アリシー・ブラガ、伊勢谷友介、木村佳乃、ドン・マッケラー、モーリー・チェイキン
ブラインドネス公式
商品詳細を見る

これの予告編を見た印象ってのは多分、人々が盲目になり、その中で1人目が見える妻というパニック物のサスペンスかホラー、そんなところだろう。でもこの話はそんなに夢のあるもんじゃなくて、北斗の拳的などこか荒れた世界が現在発生したらどんな感じだろうっていうやけに殺伐淡々とした作品に仕上がっている。この映画の面白いところはそんな世紀末な世界観を現代からそのままシフトさせて、かといって超人が現れるわけでもなく、全員目の見えないという状況の中で手探りで人々はそれなりにコミュニティを作り上げる中で、その中で力の強いグループ、民主的なグループなんかが出来るんだけどそのうち・・・というほどドラスティックな展開も見せないまま実に普通の人を描いている感じが淡々と面白く、そして派手な映画期待していった人にはつまんないんだろうな、とヲモタ。よくも悪くも出てくる人が凄く普通なんですよね。悪い人もイイ人もいるんですが、物凄く悪い人とかいい人っていうのもいなくて、物凄く強い人もいないっていうなんだか絶妙なバランスの上になりたってるんだけど、何より主人公が肌がガサガサのジュリアン・ムーア、つまりおばさん。この世界感で唯一目が見えるのが彼女で、かといって彼女が1人の女性であることはかわらなくて、ある意味神がかり的なキャラクタにはなってるんだけど激しく抑圧しつつ無理やり普通の一般人に見せてる。ともあれ描かれているものがコミュニティを作れないほど壊滅状態じゃない極限状態で生きる人々で、多分これは結構微妙なバランス。もっと食料がなくなったりとかそういうところまでいくと普通の人々じゃなくてゾンビ物になるんだろうけど、まだ人間なのでそこが面白いけど面白くないところだ。なんていうかやっぱりメイレレス監督っぽい泥臭さが溢れている。集団の描き方が面白いのだけれども、あんまりに主人公が夢を見れない一般人なので多分ヒットはしない。
関連記事
スポンサーサイト

Comment

Post a comment

非公開コメント

最近のコメント

データ取得中...

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

プロフィール

zipna

  • Author:zipna
  • 好:特撮・スプラタ・サイコ・アメコミ・サスペンス・ホラー
    2015年から4日に1回UPに変更。

ブログ内検索