居酒屋 (BS) 1956年

POINT:★★ それで居酒屋か!
居酒屋 [DVD]居酒屋 [DVD]
あらすじ:
19世紀パリ、ジェルヴェーズは愛人のランチエを失い子供となんとか生計を立てていたが、いつしか屋根職人のクポーと結婚することになった。しかし小さな幸せはなかなか続かずクポーは事故で屋根から落ちてしまう。
監督:ルネ・クレマン キャスト:マリア・シェル、フランソワ・ペリエ、ジャニー・オルト、フローレル
商品詳細を見る

なんで居酒屋なのかよくわからなかったけどそういう帰結。この人騙されてるんじゃないかというしっくりこない気分になりながらも、淡々と早い展開に何かがどんどん鬱積されていってやがて押しつぶされそうになるというか、毎日が精神的に重い映画。ルネ・クレマンなだけに物凄く救いがない話です、私見では。ただ救いがないっていうのは私の意見であって、不幸が訪れるわけではなくて、自然といつのまにか不幸な状態がそこに存在して、それがなんでそうなったのかっていう理由はいくつもありはするんだけれども、それがジュルヴェーズに避けえたかというと未来を予知しない限り困難かもしれない、っていうあたりにやけにナチュラルな世界観が漂っている。不幸になるべくしてなるっていうのは言うのは簡単なんだけれどもその”なるべくして”がどの時点か渦中の当人には判別がつかないものなんだ。さてそんなメタメタに暗くなる本筋はおいておいてパリの下町の風俗ってのが結構興味深かった。洗濯場や物価や結婚式なんかの描写も結構面白いです。いや、全体的にとても面白くはあるのだけれども、あまりに展開が地味にしょげる(ハリウッドばりの急落ならまだ映画として楽しめたかもしれない)ので見るときは元気なときにしましょう。小さなことが重なり続けて努力だけではどうしようもない何かになってしまう、ってのが垣間見える。もはや結局何が悪かったんだろう、の一言で語れない領域。
関連記事
スポンサーサイト

Comment

Post a comment

非公開コメント

最近のコメント

データ取得中...

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

プロフィール

zipna

  • Author:zipna
  • 好:特撮・スプラタ・サイコ・アメコミ・サスペンス・ホラー
    2015年から4日に1回UPに変更。

ブログ内検索