世界の終わりの過ごし方 (BS) 2006年

POINT:★ 救われないのか?
あらすじ:
チャウシェスクの独裁政権の中、17歳の姉エヴァはうっかりチャウシェスクの像を壊し再教育の名の下底辺高校に編入させられてしまう。7歳の弟ラリはそんな姉や周りの大人たちをみて、友達とチャウシェスクを暗殺することを計画する。
監督:カタリン・ミツレスク キャスト:ドロテア・ペトレ、ティモティ・ドゥマ
チャウシェスクの独裁政権下、とはいえ貧しいながらもそれなりに仲良く暮らす家族を描いている基本的には静かな作品である、が本作の秀逸なところはその日常の中に実に普通に紛れ込んでくる圧制の影を普通の暮らしの中で描いているところ。確かに国外逃亡とか暗殺とか、字面で見るとハードボイルドなんですが、それが日常の延長で恋愛や家族が切欠で行われている部分がどこか牧歌的ながらももの悲しさを感じる部分。日常としては日常なんだけど、政治によって選択肢が変わってくるんだよな。そういう意味でこの映画は政治の入れ方がうまくて、彼氏の父が公安警察だったり、友達が反政府ゲリラだったりすることで主人公の立場が本人にはどうしようもなく変化しているっていうのをあまりドラマティックでもなくサラリといれているあたりが全体的にソフトな印象を醸し出してるんだと思う。ただ中盤なんとなく右往左往感があるけど。なんか中盤あたりから死亡フラグじゃないかと思っていたんだけど、このラストの後どうなるかっていうのがいろんな意味で期になる映画。
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