サラの鍵 (映画) 2011年

POINT:★ ちょっと予想外だった。
あらすじ:
第二次大戦下のフランスで、ユダヤ人は突然ヴェルディヴに集められ、そしてドイツの収容所に送られた。サラの一家にもある日突然フランス警察がやってきて検挙され、サラは何とか弟を納戸に隠したが、それから何日もの間ヴェルディヴに閉じ込められる事をサラは知らなかった。
監督:ジル・パケ=ブランネール キャスト:クリスティン・スコット・トーマス、ジュリア・ジャーモンド
メリュジーヌ・マヤンス
サラの鍵公式
てっきりサラと弟のその後を追う話だと思っていたが、考えていたのと少し違うストーリーだった。ある意味では思っていたより後味は悪く、そして思ったほどは悲惨なシーンは多くはなかった。焦点は主にサラの一生に焦点を当てられており、雑誌記者である主人公がそれを追うストーリーなのだけど、関係者に話を聞く過程で今まで身内にも知らされていなかった過去が明らかになっていく、のは果たしてよいことなのだろうか、という意味で色々考えさせられる話だ。フランスではナチへの協力が歴史的事実としてあまり知られていないという話だが、日本の状況だってあまり知られていないものだし、それはそういうものなんだろう。ただ、おそらくこういったたぐいの迫害の原因は特定人種に対する悪い噂と国民の社会不安が原因であろうし、自分達とその他の人種の違いを無意識に切り捨てるか同質化しようとしてしまう事にあると考えると、比較的最近学校等でアラブ人に対するスカーフを禁止する法律を制定している時点で、あんまり変わってない気がしなくもない。結局その時々で何が正常であると判断されるかは後の世がどういっても所詮仮定的な価値観なので意味がないキモする。そういう意味で日本人的には中東がアメリカ等に爆撃されても自分とあまり縁のない遠い国だからといって無関心でいられるというのはある意味で恵まれているのかもしれないなあと思う今日この頃です。そんな話をおいておくと、サラの過去を追うサスペンス的にも面白いし、映像もなかなか美しかった。
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