逃亡くそたわけ 絲山秋子 (本)

POINT:- のんびりした感じ。
逃亡くそたわけ (講談社文庫)逃亡くそたわけ (講談社文庫)
あらすじ:
精神病院に収容されていた花ちゃんは薬の副作用もつらいし21歳の夏は今しかない!と思って同じく入院しているなごやんと一緒に病院を逃げ出す。
絲山 秋子
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映画を先に見ました。なんかやけにローカルネタが多いので九州の人は面白そうな気はする。九州の人じゃなければ旅話っぽさが半減する気がしなくもない(どのくらいの距離を走行しているのかいまいちわからないため)。でも九州の人は花ちゃんポジションでそれ以外の人はなごやんポジションで読めばいいのか?それから花ちゃんはずっと博多弁を話すんだけど、それが話全体に不思議な雰囲気を生んでてその辺の空気は面白い。そんなわけで躁っぽい花ちゃんと鬱っぽいなごやんが旅立つわけですが、確かに道行に精神病的な感じは盛り込まれていてそれは異な感じで面白くはあるんだけど、あんまり病気自体に悩んだりする風景はあんまりない。文中にチマチマ挿入される「亜麻布二十エレは上衣一着に値する」っていうよくわからない幻聴とかで精神病質を表わしているんですが、全体的にあんまり病気っぽい気がしない点が結構気軽に読める感じ(ライトな感じ)。なんだろう、普通の大根とニンジン下さいっていうノリでリタリン下さいみたいなノリが妙に普通で面白かったのかも。小道具の描写が結構細かいところもすきです。博多弁でしゃべるヒロイン自体がイメージ的に異国なんだろうなぁ、多分。ただ全体的にロード小説だし特に激しい盛り上がりもないので好きな人じゃないとあんま印象残らないかも。
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