レンタル・チルドレン 山田悠介 (本)

POINT:★ 何が面白いって文が笑える。
レンタル・チルドレン (幻冬舎文庫)レンタル・チルドレン (幻冬舎文庫)
あらすじ:
息子を亡くして1年たった。妻は未だに生気を失い自分も未来への希望を失っていた。そんな折兄からレンタルチルドレンの話を聞く。気晴らしに妻をさそって赴いたところ、リストアップされた子供の中に息子にそっくりの子供をみつける。
山田 悠介
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最近の作品ではだいぶん減ってるんですが、山田悠介の小説の作品の面白さは文のおかしさ(頓狂さ)だと思う。ところどころ、というか結構な頻度で変な日本語に出会う。それは言い回しが変なこともあるし、こういう用法で合ってるのか?というものから、語彙がないなぁと思う部分までそりゃぁもう多種多様でこの辺がやめられない山田悠介的面白さである。とアンチっぽく書いてるんですがどっちかっていうとファンです。今作は子供をレンタルするという話で、キャッチコピーは相変わらずうまいしプロット自体もうまく書けば結構面白そうな気はするんですが、そこが山田悠介的魅力を介在させるとストーリーが吹っ飛ぶ様が尋常じゃなく、特に中盤から後半にかけての論理のすっ飛ばし方が実に神がかっていていい。ちょ!何その展開!の目白押しである。それにしても普通に盛り上げれば盛り上がったのに見事に木っ端みじんにしていく手腕はある意味凄いなぁ。というわけでえっとアンチではなくてファンです。ふとおもったんだけど文章は拙いけど独りよがりではない(自分しかわからない設定を出したりはない)ってのは新手のアレな気がしてきた。
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