セントアンナの奇跡 (gyao) 2008年
POINT:★ 誰が誰だか。
ネタというほどのネタはないのですが、人間関係がちょっとづつ繋がっているところが非常に面白い映画。でも残念な所は最初に出てくる登場人物がその後の展開に影響があるものの、人種の壁なのか見分けがつかないところか。さらに黒人部隊の黒人の見わけがついてくるのも物語中盤以降で、その辺がかなり残念。そんなわけで最後まで見てからまた最初からしばらく見直すと誰が誰かわかるし表情もとても面白い分よけい残念だったりする。さて、従軍する黒人兵の視点がメインなんですが、その中で白人部隊との確執(?)あり、パルチザンもナチもいい奴とそうでもない奴がいたりでストーリーの展開は特に黒人に重きをおいているわけではない。そもそも戦時中で敵兵に囲まれていても戦闘シーンがあんまりない為にあまり戦争映画という感じではないのですが、その分偶然(?)出会った人々の立場が色々複雑で面白いと思う。ただ、この映画の奇跡とは戦争の結末なのか映画の結末なのか、はたまた銀行員が男に会ったことなのだろうか、が興味深いところ。ともあれ山の話とかもう少し伏線を張れば面白そうだったかも。
セントアンナの奇跡 プレミアム・エディション [DVD] あらすじ: ニューヨークの銀行で銀行員が突然客を射殺する事件が起こる。男は黙して何も語らないが、その理由は第二次世界大戦末期、黒人部隊がイタリアで従軍していた時のことが原因となっていた。 監督:スパイク・リー キャスト:デレク・ルーク、マイケル・イーリー、オマー・ベンソン・ミラー、オメロ・アントヌッティ セントアンナの奇跡公式 商品詳細を見る |
ネタというほどのネタはないのですが、人間関係がちょっとづつ繋がっているところが非常に面白い映画。でも残念な所は最初に出てくる登場人物がその後の展開に影響があるものの、人種の壁なのか見分けがつかないところか。さらに黒人部隊の黒人の見わけがついてくるのも物語中盤以降で、その辺がかなり残念。そんなわけで最後まで見てからまた最初からしばらく見直すと誰が誰かわかるし表情もとても面白い分よけい残念だったりする。さて、従軍する黒人兵の視点がメインなんですが、その中で白人部隊との確執(?)あり、パルチザンもナチもいい奴とそうでもない奴がいたりでストーリーの展開は特に黒人に重きをおいているわけではない。そもそも戦時中で敵兵に囲まれていても戦闘シーンがあんまりない為にあまり戦争映画という感じではないのですが、その分偶然(?)出会った人々の立場が色々複雑で面白いと思う。ただ、この映画の奇跡とは戦争の結末なのか映画の結末なのか、はたまた銀行員が男に会ったことなのだろうか、が興味深いところ。ともあれ山の話とかもう少し伏線を張れば面白そうだったかも。
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