六ヶ所村ラプソディー (DVD) 2006年

POINT:- 事なかれ主義だなぁ。
六ヶ所村ラプソディー [DVD]六ヶ所村ラプソディー [DVD]
あらすじ:
六カ所村にプルトニウム再処理工場が建築される。これが稼働されると大変(詳しくは劇中。
監督:鎌仲ひとみ
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比較的中立的な映画で、賛成派の住民も中間派?の住民の意見も聴取している。むしろメインは中間派な気もする。賛成でも反対でもないのは賛成と同じだというのが多分映画の趣旨で、もう決まってしまったし仕方がないという空気が村中に流れていてそれが現状であり、日本なんだろう。一番印象に残ったのが、反対派で農業をやっている人が露天で「来年には稼働してしまうので汚染されていない最後の野菜かも」といったときの客の表情で、多分実際の汚染云々より、おいしそうな野菜を買おうとしてる時にそんな空気を読まない事を言うなんて、という店の人に向けた表情だった。事なかれ主義は日本人の国民性だと思うが、それが如実に表れた映画だと思う。何事も大げさにしたくないという空気が、作品中で悲観的な事を述べる相手方に対して、インタビュアーが何故か笑いながらインタビューしている点からも浮かび上がってくる。再処理の危険性についての映画なのに、こういうインタビューシーンが実に奇異に映る。映画全体の印象としてはなんとなくNHKスペシャルっぽい感じ。外国のドキュメンタリーと違うのはグラフとか図で視覚的に訴えない所だろうか。所々数値で出しているのだから、長崎方原発何発分っていう怖いけどどのくらいの害かわからない漠然としたものより、人が何人即死するレベルとか言えばいいのに。ところで東海村事故まで原発施設に避難訓練が義務づけられていなかったというのはなかなか驚きだ。原発関連はどっちかっていうと漠然とした危険性より管理体制の杜撰さを主張した方が危険性を主張できると思うのだが。この前の点検ミスも然り。
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