ババドック~暗闇の魔物~ DVD (2014年)

POINT:★★ ゆっくりホラー。

あらすじ:
アメリアは一人での子育てに疲れ果てていた。ある日息子のサミュエルが読んでと「ミスター・ババドック」という絵本を持って来た。その日から、サミュエルはババドッグに怯えるようになる。
監督:ジェニファー・ケント キャスト:エシー・デイヴィス、ノア・ワイズマン、ヘイリー・マケルヒニー、ダニエル・ヘンシュオール


グロくもないし、激しくもないし、逃げたりもしない。恐ろしくスローテンポで、真綿で首を絞められるような閉塞感を感じる映画。ゆっくりなぶんドキドキします。人物というか、母親の顔の変化度合いが恐ろしいという、ある意味シャイニング的な映画かも。母親も子役も凄く芸達者、というか生々しいです。サイコホラーっぷりも胃がキリキリするほどよかったけど、最終的にこっち方面の話でかえって良かったような気もする。最初のノリのママだと救われない感じ。結局ババドッグがなんなのかよくわからないが、絵本自体が不気味なのでよし。登場人物少ないのに面白い。多人数で見ると笑えるホラーになるかもしれない。

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エンカウンターズ -侵略- DVD (2014年)

POINT:- 投げっぱなしすぎ。

あらすじ:
森に映画を撮りに出かけていったら変なものがいっぱいいたPOV。
監督:アンダース・ヨハネス・ブック キャスト:クリスチャン・フィヨルド、ヤーコプ・ヴァグネル・グルダエル、カスパー・スロット、シーネ・マチルド・ソーレンセン


なんだか中途半端な感じ。最初にブレアウィッチっぽい振りがあるんだけど、そこに絡めて二転三転する話かと思ったら、展開しなかった。来るぞ来るぞ来るぞ・・・・結局来なかった系。伏線っぽいのが溢れているので、無駄に期待しちゃうじゃないか。もっと真面目に「本当は何なんだ」系で攻めてもらいたいところ。特に最後の方は投げっぱなし感がパなくて微妙。一拍おいてから襲ってくるのもなんだか食傷気味です。見えちゃうとつまらないんです。作品内でクサされてるブレアウィッチのほうが面白いと思う。これって恥ずかしいな。話が進むまでがもの凄く長かったです。

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劇場版 零~ゼロ~ DVD (2014年)

POINT: 怖くはないです。

あらすじ:
カスミ(女)は同級生の美少女アヤ(女)にひかれていた。そのころ、真夜中に写真にキスすると消えるという噂があり、女子がどんどん行方不明になっていた。
監督:安里麻里 キャスト:中条あやみ、森川葵、小島藤子、美山加恋、山谷花純


小説未読、ゲームはちょっとやったことがある。ゲーム版は結構なアクションホラー作品だったんだけど、本作は全然怖くはなくて百合映画路線。ゲームを期待してるといまいちだと思われる。写真を撮りながらバシャバシャ進むっていう展開はあんまないし、写真撮って怖い霊を撃退するっていうシーンもない。BGMは結構好き。アヤはまあ美少女なんだろうけど、顔の輪郭にぼかしが入っているせいか、妙に首が長く見える。全体的に女子高(なのかな?)的恋愛もの一本(ホラーはおまけ)な作品なので、雰囲気がつらければちょっともう恥ずかしすぎて無理なかんじ。好きな人は好きなんだろうなと思います。ちょっと無理でした。そういえば黒鷺死体宅急便とコラボしてんのかな。こういう知ってる人だけわかる系のネタは微妙な気分になる。

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グリズリー・レイジ DVD (2007年)

POINT:― クマの全体像が不明。

あらすじ:
立ち入り禁止を無視して車でグリズリーの子供をひいてしまう。
監督:デヴィッド・デコトー キャスト:タイラー・ホークリン、ケイト・トッド、グラハム・コサコスキー


このクマ、全体が見えない。まあリアルクマをキャストにするわけにもいかず、CGで賄うにも技術不足とすると、クマの顔をを下から映したシーンとか、ぶっとぶ人とか、クマの手だけが人を殴る様とか、パズル的な感じでひたすらシュール。クマから逃げ回るシーンも多いんですが、登場人物の主観としてはクマとの位置関係を気にしながら見えているようにみえても、まっすぐ走っているシーンの直後に逃げる方向と反対方向から出てくるクマとか、何このトワイライトゾーン。位置関係がさっぱりわからない、あるいはクマが複数匹いるんだろうか。そもそもクマは基本的に顔だけとか唸り声くらいしか出てこないので、やっぱり位置関係がわかりません。なので、逃げる緊張感もなく、むしろ滑稽な感じ。そもそも夜でクマがいるかもわからないのに不用意に車を出るとか、山を登っても地図を見たり方向を確かめたりするわけでもない。なんか滑稽だ。生き当たりばったり以前に方向性(東西南北という意味でも)がない。後半は夜で暗くて益々何が何だかわからない。なんだこの残念な最後は・・・。登場人物が滑稽だからといって面白いわけではなく、基本的に盛り上がらないしつまらないです。

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クルードさんちのはじめての冒険 DVD (2013年)

POINT:― うーんバイオレンス。

あらすじ:
クルードさんちは原始時代に暮らす一家で、外は危険だからなるべく外に出ないように暮らしていた。しかし天変地異が起き、家が壊れてしまったため、クルードさん一家は旅にでることになった。
監督:クリス・サンダース


洞窟人の原始的な感じがパなく、粗暴すぎて凄い。女の子が主人公(たぶん)なんだけど、かわいいという感じは全くなく、むしろ動物的。映像(CG)としてはなかなかいい。ストーリーは普通な感じで、最後はみんな仲良し大団円パターン。家族内での力関係の変化なんか面白い部分はあるのだけど、基本的には内圧だか外圧だかよくわからないプレッシャーがあふれていて、見ててちょっと胃がキリキリしてしまいます。でも普通に見てる分には冒険譚で面白いのかも。パッと見てる間はまま面白いが、印象に残るほどかというとそうでもない。ただビデオスル―レベルは超えてる気はする。

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終の信託 DVD (2012年)

POINT:★☆ 近年珍しい重いドラマ。

あらすじ:
綾乃はかつての医者時代のことを思い出していた。綾乃は患者であった江木の希望で生命維持装置の電源を切ったが、意識のない江木は暴れ始めたため、鎮痛剤を投与し、安楽死(?)させたのである。
監督:周防正行 キャスト:草刈民代、役所広司、浅野忠信、大沢たかお、細田よしひこ


安楽死は結構興味がある話題。どちらが悪いというスタンスではなく、検事にも医者にもどちらにも言い分があるというのが興味深いところ。検事ってああいう攻め方するよね。全体的に地味な映画です。役所広司の重暗い語りがよくて、この語りがあるからこそ女医の苦しさが生々しい。突然歌を歌いだしたりしますが、地味に音楽の使い方もいいです。江木の苦しみ方もトラウマになるレベルで、女医の気持ちもなんかわかる。女医の気持ちはわかる人とわからない人にわかれると思うが、この人間関係が下手くそな感じに妙に共感を持ってしまったので面白かったけど、こういううじうじしたのが嫌いな人にはつまらない気もする。工場地域の前の道を歩く姿とか空気悪そう。中年が主役でこんな重い人間ドラマっていうのも久しぶりです。ここでスパッと終わるのは凄いと思った。

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亡国のイージス DVD (2005年)

POINT:― 邦画大作的な映画。

あらすじ:
特殊兵器で武装したイージス艦がテロリストに占拠された。
監督:阪本順治 キャスト:真田広之、寺尾聰、中井貴一、勝地涼、吉田栄作


原作未読。邦画は女の人を入れないとなりたたないのか。原作にも女の人が入っているかは知らないけど、なんか女の人を入れるために女の人が入ってる感がある。ところでテロリストの話ですが、浅い。テロリストって、宗教とか、どうしようもないパワーバランスを前提にやむにやまれず起こすものなんじゃないかしら。なのにすぐ宗旨替えする。にわかテロリストっぽく、やめたり目的を変えたりするならそもそもテロるなよと思います。なので、そもそも浅くてサスペンス大作なのにアクションよりで薄いとかどうよ。防衛側も、優先しないといけないものがあって時間的な余裕がない状況で、敬礼しあったり励ましあったりする雰囲気、つらい。早く活動しようよというか、防衛側の第一順位もよくわからない。こういう邦画らしさって陳腐すぎて辛い。邦画では緊迫感をなくさないといけないという命題でもあるんか?人間的に薄っぺらい感じ。イージス艦はかっこよかった。

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口裂け女 リターンズ DVD (2012年)

POINT:― 音が大きい系。

あらすじ:
民俗学の研究に女の子たちが寒村に訪れます。
監督:山本淳一 キャスト:大堀恵、里久鳴祐果、小澤真利奈、山下まみ


民俗学→女の子いっぱい→襲われる、という実にありふれた枠組みのお話しです。せっかく昔からの話にするなら掘り下げればいいのに、女の子がキャーキャーする話で終始してます。内容としてはよくある範囲で、たいして面白くない。基本的にどうでもいいところで大きな音を立てる系の映画で、ちょっと疲れる。肝心の口裂け女ですが、もろ作り物っていう感じはあるんだけど、お化け屋敷のお化けって妙に目が離せないよねっていう感じで、妙な迫力がある。口が裂けている+歯並びが凄く悪いっていうので方向性的にはちょっと新しいのかも。ともかく口裂け女の口の存在感だけをとると映画としてはなかなか目が離せないレベル。口裂け女は三白眼をのぞきマスクしてると結構かわいい。この口裂け女の歯型ってわかりやすそう。主役はアップでみると結構残念です。

アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン DVD (2015年)

POINT:☆ アメコミ好き加点。

あらすじ:
悪の組織がロキの杖を使って実験をしていることを嗅ぎ付けたアベンジャーズは阻止するために潜入する。
監督:ジョス・ウェドン キャスト:ロバート・ダウニー・Jr、クリス・ヘムズワース、マーク・ラファロ、クリス・エヴァンス、スカーレット・ヨハンソン、ジェレミー・レナー


アベンジャーズというよりはアイアンマン無双。人気の度合いや使い勝手もあるんだろうけど、ほかのアベンジャーズの存在感が刺身のつまです。でもソーは頭の悪さでキャラだってるな・・・というよりすっかりお笑いポジです。空を飛ぶにもタケコプター方式。キャプテンアメリカはもともとあんまり特色がないけど、今回はそれぞれのキャラの特性があまり生きていない感じがします。やっぱりアベンジャーズにするならトーク以外でもバトルで対等に協力しようよって感じ。映画の雰囲気は近未来っぽい感じで素敵。CGの表現部屋の構造もいいわぁ。でもなんとなくトランスフォーマーっぽくもある、特に敵が。狭いところでチマチマやってる印象は強いけど、後半になるにつれてバトルシーンはだんだん派手に。一番の見どころは空戦シーンかな。全体の話の流れは行ったり来たりするものの、全体的にわりとよくある話で、この尺で敵が味方になったりとかそういうのをうまくまとめてる感はある。でも蛇足なシーンもままあって、やや助長な感じ。総じて被害甚大な話ですね。

LEGO ムービー DVD (2014年)

POINT:― レゴっぽさが乏しい。

あらすじ:
レゴでつくられたブロックシティに住むエメットは穴に落ちた。エメットは穴の先に住んでいたレゴたちに「選ばれた者」と勘違いされてしまう。
監督:フィル・ロード、クリストファー・ミラー


全体的にレゴばかりだけれども、あんまりレゴっぽくない気がする。レゴというと小さいブロックをチマチマ組み立てるイメージなのだが、舞台全体に広がりがあるので、どうも「レゴ」っていう雰囲気とずれるんだよね。直線すぎてもレゴっぽくない気がする。やっぱ凸凹しないと。質感が均質すぎて、形状にランダムさがないのがもったいない。レゴに見えるけど、レゴに感じない違和感。子供が見ると面白いのかもしれないが、レゴのイメージがずれているので回顧するにしてもなんとなくピンとこず、大人向けの面白さは乏しい気がするな。テレビに出てるから信用して、とかいうウケるべきポイントも、アメリカ人と笑いのポイントが違うのか、なんだかピンとこない。最後むしろ夢もなにもないというか、つまらない気がする、なんとなく凄く残念な気持ちになりました。

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  • Author:zipna
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